え?珍しいの?膝の外側の痛み

【え?珍しいの?膝の外側の痛み】

みなさんこんにちは!
BJ整骨院です(‘◇’)ゞ

いよいよ12月、今年もあと一ヶ月ですね。
一年が過ぎるのがめちゃくちゃ早いです( ゚Д゚)
みなさん今年一年はどんな年でしたか?

年末年始は初詣など歩く機会も多いと思いますが
身体、特に膝が痛いと動くのも大変ですよね。

そんな膝の痛みですが
ほとんどが内側に出やすいんです。
それは膝の関節の構造や動きに理由があるので
簡単に膝関節について解説していきますね。

↓↓↓↓↓↓

膝関節は、3つの骨から構成されています。
脛骨(すねの骨)の上に
大腿骨(太ももの骨)が乗り
更に大腿骨の前面には膝蓋骨(膝のお皿)があります。

膝関節は蝶番(ちょうつがい)関節で
大腿骨と脛骨の間で曲げ伸ばしができます。
膝蓋骨は、膝を伸ばす際に滑車の役割を果たしています。

そして膝関節の特徴として、不安定な構造があります。

膝関節は脛骨という比較的平らな骨の上に
大腿骨という丸い形状の骨が乗っているような構造で
バットの上にボールが乗っているようなものなんです。

その関節を安定させるために
前十字靭帯
後十字靭帯
内側・外側側副靱帯
内側・外側半月板
などでしっかりと膝の関節を固定する構造になっているんです。

膝関節の内側に痛みがでやすい理由として

関節を一番伸ばした時に脛骨(スネの骨)は大腿骨(太ももの骨)に対して
若干外旋運動(外側にねじれる運動)を起こし、膝関節が最も安定した肢位になります。

膝関節が一番安定するのは完全伸展位(膝が一番伸びている状態)で
脛骨(スネの骨)に対して大腿骨(太ももの骨)が一番接地面積が大きくなり
さらに左右の側副靭帯、後十字靭帯が緊張し関節を安定化させます。

この一連の動きを「スクリューホームムーブメント」
といいます。

膝の内側に痛みが出る理由として
膝は伸びていると安定しているが曲がっていると関節は不安定。

膝関節を伸ばす時になど脛骨が外旋する(外側にねじれる)ため
内側に負荷が生じます、この時に過度に膝が捻じれてしまったり
すると内側に痛みがでやすいのです。

スポーツ選手が膝のケガをする時は、軽度屈曲位で
回旋ストレスが加わった場合が多いですよね。

変形性膝関節症においても、膝の伸展制限があることで
膝関節が安定せず内側にテンションがかかり、痛みがでます。