半月板損傷はなぜバスケットボールで多いのか?

半月板損傷はなぜバスケットボールで多いのか?

みなさんこんにちは!
BJ整骨院です(‘◇’)ゞ

今回はバスケ部に多い膝の靭帯損傷について
解説させて頂きますね(^^)/

まず、バスケ部の膝の怪我で多いのが、内側に膝を捻ることで起こる、
前十字靭帯損傷、内側側副靱帯の損傷です。

そして、男女によって発生機序が異なり、
女性は単独で、男性は接触により損傷することが多いです。
接触の場合は防ぎようがないのですが、単独の場合は体の使い方をマスターすれば、
防げる可能性がかなり高くなります。

【身体の仕組みと、怪我の予防】

では、なぜ女性は単独での怪我が多いのか?それは骨盤の形にあります。
女性は出産をするため男性に比べると骨盤が広くできています。
イメージとしては男性は骨盤の下から、女性は骨盤の横から足が出ていると思ってもらえればいいと思います。

その結果、女性は膝を外から内側にひねやすく、
シュートやリバウンドといったジャンプ動作や着地の際に怪我をしてしまうのです。

【パフォーマンスが向上する身体の使い方】

①骨盤ー股関節ー膝の連動性を高める。

膝を内側に入れるような動きは大きなパワーを発揮します。
ですが、さきほども言った通り、膝が内側に入る動きは怪我のリスクが上がります。

そこで、骨盤ー股関節ー膝の連動性です。
膝のみではなく、骨盤、股関節と共に内側にひねる動きであれば、
怪我をしにくく大きなパワーを発揮できます。
おすすめのトレーニング方法は動きのある体幹トレーニングです。(チューブトレーニングなど)

②お尻を閉める

これも女性に非常に多いのですが、おしりを閉められない方は膝の怪我をしやすいです。
見栄えの問題もあるのでしょう。
前から見た際に脚を閉じていたほうがキレイに見えると勘違いしているのです。
内股に脚を閉じているところを後ろから見ると、お尻がボテッとして見えます。
内股、おしりがボテッとしているのは見栄えにも、何よりカラダに良くないです。

おすすめのトレーニング方法

踵を揃えて、つま先を徐々に外側へ(いけるところまで)開いてきます。
そうすると脚も閉じ、おしりを閉めることができます。
実は、この姿勢のほうが足が細く見えますよ!

以上のことを意識的に行うことで、膝の怪我を未然に防ぐことができます。
当院でも治療と合わせて、トレーニング指導や姿勢改善などしていますので、ぜひ一度ご相談くださいね!